本日、グーグル主催のGoogle Cloud Platform(GCP)に参加しました。ハンズオンセミナーではなく、GCPの紹介イベントという設えです。
似たようなサービスでは、Amazon Web Service(AWS)やMicrosoft Azureが有名ですね。現時点では、AWSの独走といって良いかもしれません。
AWSやAzureがコスト面のメリットを強調しているのに対して、GCPは少々売りが異なるようです。
具体的には、GCPではGoogle自社保有のネットワークインフラ(光ケーブルと海底ケーブル)と機械学習機能を強く押し出していました。
どちらかというと、GCPの直接的な競合はIBM Cloudと考えて良いかもしれません。
さて、GCPの強みは、Googleの数あるコンシューマサービスの経験と実績が背景になっていて、何より、GCPがGoogleのオープンイノベーションを最もよく表現している事業だという印象を受けました。
オンプレミスやホスティングでサーバを運用していた時代からクラウドへ、設備投資(固定費)からリース(変動費)、買い切りからサブスクリプション、と経営環境も変化・進化していますね。
ちなみに、ITシステムのクラウド化は、IT投資がそう大きくない中小企業にはメリットは少ないと感じるかもしれません。ある意味正しい考え方ですが、製造業でもOEMやODMなど「持たない」生産方式が台頭したように、IT分野でも同じことが起こっていると考えれば、納得できるのかもしれません。
対象はどちらかというと技術者向けのものでしたが、経営革新のヒントが散りばめられた内容ですので、経営者の方々は一度参加しても損はない、そんなイベントでした。
GCPについてはこちらをご参照ください。